2010年10月19日

キラリ☆

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こんばんわ☆黒田です。

最近、やっと秋らしくなってきましたね〜ダッシュ(走り出すさま)

今、女子聖学院は文化祭前で合奏合奏の日々です。。。。。

合唱コンクールとの同時進行で、生徒達は大変だと思います。
が、そんな事は言ってられず、両立出来るよう、頑張るのみですパンチ


そして、Figurは‥‥よく一緒にいます(笑)
こちらも合わせの日々です。

突然ですが、こちら
私の相棒、バリトンSAXexclamation×2

SELMER S/II GL

私の所へ来て、もうちょっとで9年。

SELMERはフランス製の楽器なので、フランス人使用‥と言うか、
キーの幅が広く、手の小さい方は一番下のキーに指が届かない事があります。

私は幸い、手が大きく(可愛らしくない感じ‥笑)
届かない事はないのですが、
それでも下のキーをしっかり押すために、
手に角度が付き横のキーに触れてしまい、
右手の人差し指の付け根(側面)が固くなっています。

そのため、少しでも良いコンディションで吹けるように、
パーツを変えてもらったり、キーの位置を上げたり下げたりと、
自分使用に調整をしてもらっています。

そして、ホールの床に楽器を直につけて、より音を響かせる為、
楽器のお尻の部分に、ペグと言う足を取り付けられるよう、溶接で部品を取り付けてもらっています。

私がバリ吹きになったのは大学1年生のとき。
それまでは吹いた事が無く、最初は苦しいばっかりで大変でしたあせあせ(飛び散る汗)

が、いつしか低音の魅力に引き込まれ、現在に至ります。

何が好きって、音の響き。
「ブゥォーーン」←文字で書くならこんな感じかな。
ソプラノに比べたら、音の数は少ない事が多いですが、
そのぶん、響きを作る重要なポジションにありますひらめき

そして、たまに出てくるメロディーをいかに吹くか。
「バリトンだってメロディー吹いたらステキなんだ!!」
とハリキって吹きます(笑)

私がいつも思っているのは、
《音色を追求する》 事です。

出したい音色により近づくために、
もっともっと追い求めて行かなければなりません。


それにしても、磨きがいがありました。
で、やっぱり重かった‥

でも、キレイになって輝きを取り戻しましたぴかぴか(新しい)

posted by Figur at 03:26| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 黒田裕希 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

音楽。

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こんばんわ☆黒田です。

突然ですが、こちらは私の楽器です。

SELMER S/V GP

私の手元へ来て、かれこれ5〜6年。
中3の時から長年使っていたSELMER S/U GL から、
大きな決断で買い替えました。

GLと言うのは、真鍮で出来た楽器にラッカーがかけられていて、
GPと言うのは、真鍮で出来た楽器に金メッキがかけられています。

昨年、野中貿易のメッキ工場に取材に行き、
金メッキをかける体験をしたのを思い出します目

で、昨日の、練習後、かなり念入りに磨いてみましたぴかぴか(新しい)
普段、そんなに磨かないもので(性格上の問題かと‥‥笑)
やるときは一気に。

綿棒で狭い隙間の汚れから、ネックのSマークの裏まで。
隅から隅までキレイにひらめき

と、言う訳でカメラ撮りました。

大事な大事な相棒なのでキレイにしてあげないとですねグッド(上向き矢印)
今度は、バリトン磨いてみます。。。磨きがいがあるな。。。。


それからもう一つ。
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私の母は、いろいろな事に興味があり
精力的に趣味をこなす人です。
いくつかある趣味の1つに、
「手話手(パー)コーラス」があります。

始めたのはいつだったかな〜
(思い出せないけど 4〜5年前ぐらい?)

年に1回、コンサートをしています。

私達は普段何も考えずに音楽を聴きますが、聴覚に障害のある人がどのように音楽を聴いているのか。

手話で歌詞はわかるとしても、メロディーを聞き取る事はなかなか難しい。そこで、

「身体で聴く、体感音響システム
を、パイオニア株式会社が開発し、音楽会を開いています。

椅子に取り付けられた音響システムに座り、
前のスクリーンに歌詞が映り、曲が流れ、
それに合わせて椅子が振動し、母達が手話で歌います。


音が聞こえない人に、
どのように音楽を伝えるか。



手話コーラスを見るまでは、一度も考えた事がありませんでした。

MCも手話、拍手は手のひらをキラキラ(キラキラ星やるみたいに)、
そして、「お聴き下さい」ではなく「ご覧下さい」と締めくくります。
出演者の表現力が高く、歌詞がとても心に響きます。

初めて見た時、とても感動しました。

私は、音楽を人に届ける演奏家として、
「どのように音楽を伝えるか」と言う大事な事を、
再認識させられたと思います。

音楽は、耳からだけでなく、目や骨や身体を通じて聴く事も出来るのです。

母はとても良い趣味を持ったと思いますひらめき

身内としては、なかなかクスっ(笑)としてしまう事もありますが、
毎年、上手になっていると思います。(←上から目線、笑)

頑張って続けて欲しいです手(パー)

posted by Figur at 02:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒田裕希 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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