こんばんわ☆黒田です。
突然ですが、こちらは私の楽器です。
SELMER S/V GP
私の手元へ来て、かれこれ5〜6年。
中3の時から長年使っていたSELMER S/U GL から、
大きな決断で買い替えました。
GLと言うのは、真鍮で出来た楽器にラッカーがかけられていて、
GPと言うのは、真鍮で出来た楽器に金メッキがかけられています。
昨年、野中貿易のメッキ工場に取材に行き、
金メッキをかける体験をしたのを思い出します
で、昨日の、練習後、かなり念入りに磨いてみました
普段、そんなに磨かないもので(性格上の問題かと‥‥笑)
やるときは一気に。
綿棒で狭い隙間の汚れから、ネックのSマークの裏まで。
隅から隅までキレイに
と、言う訳で
撮りました。
大事な大事な相棒なのでキレイにしてあげないとですね
今度は、バリトン磨いてみます。。。磨きがいがあるな。。。。
それからもう一つ。
私の母は、いろいろな事に興味があり
精力的に趣味をこなす人です。
いくつかある趣味の1つに、
「手話
コーラス」があります。
始めたのはいつだったかな〜
(思い出せないけど 4〜5年前ぐらい?)
年に1回、コンサートをしています。
私達は普段何も考えずに音楽を聴きますが、聴覚に障害のある人がどのように音楽を聴いているのか。
手話で歌詞はわかるとしても、メロディーを聞き取る事はなかなか難しい。そこで、
「身体で聴く、
体感音響システム」
を、
パイオニア株式会社が開発し、音楽会を開いています。
椅子に取り付けられた音響システムに座り、
前のスクリーンに歌詞が映り、曲が流れ、
それに合わせて椅子が振動し、母達が手話で歌います。
音が聞こえない人に、
どのように音楽を伝えるか。手話コーラスを見るまでは、一度も考えた事がありませんでした。
MCも手話、拍手は手のひらをキラキラ(キラキラ星やるみたいに)、
そして、「お聴き下さい」ではなく「ご覧下さい」と締めくくります。
出演者の表現力が高く、歌詞がとても心に響きます。
初めて見た時、とても感動しました。
私は、音楽を人に届ける演奏家として、
「どのように音楽を伝えるか」と言う大事な事を、
再認識させられたと思います。
音楽は、耳からだけでなく、目や骨や身体を通じて聴く事も出来るのです。
母はとても良い趣味を持ったと思います
身内としては、なかなかクスっ(笑)としてしまう事もありますが、
毎年、上手になっていると思います。(←上から目線、笑)
頑張って続けて欲しいです
posted by Figur at 02:03| 東京 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
黒田裕希
|
|